研究課題/領域番号 |
07838045
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
咀嚼
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
飯沼 光生 朝日大学, 歯学部・小児歯科, 講師 (70184364)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | モルモット / 離乳時期 / 離乳方法 / 咀嚼リズム / 口腔内圧 / EMG / 発達 / 離乳 / 吸啜 / 咀嚼 / 筋電図 |
研究概要 |
モルモットの離乳環境(離乳時期、離乳方法)が咀嚼機能獲得にどのような影響を及ぼすかについて検討することを目的として実験を行ない以下の結果を得た。 1、離乳前のモルモットを固形食、粉末食、人工乳で飼育した結果、咀嚼リズム形成時期はコントロールに比べ固形食群、粉末食群、人工乳群とも遅れるがいずれは形成された。 2、親モルモットからの分離時期をコントロールに近ずけることにより、咀嚼リズム形成時期も早くなった。又、親と分離することで一時的に分離前よりリズムが悪くなり、親と一緒に飼育することが咀嚼形成にも促進的に働くことが示唆された。 3、親モルモットがら生後3日で分離後、再び親の元へ戻すと生後14日までに戻せば咀嚼リズム形成時期に影響を及ぼさないが、21日以降であれば遅れた。 4、離乳前のモルモットに固形食、粉末食を与えると、咬筋の筋活動は粉末食群では咀嚼開始後ほとんど変化がなく、水飲みの筋電図に似ていたが、固形食群は咀嚼開始直後はリズムが悪かったものの、その後よくなり、放電時間も長くなった。また、顎骨の大きさは、上顎では差は認められなかったが、下顎では固形食群の方が粉末食群に比べ大きかった。
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