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酵母類(広義)ミトコンドリアゲノム解析の比較研究による系統分類に関する試み

研究課題

研究課題/領域番号 07854055
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 系統・分類
研究機関日本女子大学

研究代表者

山田 陽子  日本女子大学, 理学部, 助手 (10174749)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードミトコンドリアDNA / COX II / チトクロームオキシダーゼ / Malazzia
研究概要

酵母類のミトコンドリアDNA(mtDNA)はSchizosacchromyces属の17KbからBrettanomyces属の100Kbを超えるものまで、大きさが多様であることが特徴の一つとなっている。しかし、研究されている酵母mtDNAの種類は少ない。本研究では、単極出芽というユニークな増殖様式を持つMalazzia属のmtDNAの性状について解明し、系統的位置付けを明らかにすることと、Debaryomyces属の系統関係を明らかにするための準備段階としてmtDNAライブラリーを作成することを目的とした。
本年度はMalazzia furfur, M. pachydermatisのmtDNAを単離し、制限酵素処理を行い、pUC19プラスミドを用い、両種のmtDNAライブラリーの作成を行った。この結果、両種のmtDNAは20-25Kbと推定された。これは、酵母のmtDNAとしては小さいほうになる。今後、遺伝子座やイントロンの大きさを調べるなどを行う予定である。これと並行して、制限酵素地図の作成を行った。H. furarについては4酵素、M. pahydermatisは2酵素しか明らかにできなかったが、今後、詳細に検討する。
M. furfurのチトクロームオキシデ-スサブユニット2遺伝子(COX2)については全塩基配列を決定した。M. pachydermatisについては現在までに約300bpを決定した。このデータを基に、Malazzia属の系統的位置付けを明らかにしたい。
Debaryomyces属については現在ライブラリーを作成中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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