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PVMを用いた流体のネットワーク分散型並列解析

研究課題

研究課題/領域番号 07855022
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関東京大学

研究代表者

大島 まり  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40242127)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード並列解析 / ネットワーク / 機能分散 / 流体解析 / PVM / 非圧縮性流体 / トルクコンバータ / ポスト処理
研究概要

数台のエンジニアリング・ワークステーション(EWS)をネットワークを介してつなげるネットワーク分散型による並列解析は、将来の大規模数値解析に対して有望と思われる。そこで、本研究は流れ場の数値解析にネットワーク分散型の並列解析を適用し、数値手法の開発と解析システムの構築を行うに際しての適合性の考察および検証を目的としている。
プログラムの開発としては、ネットワークにPVM(Parallel Virtual Machine)を採用した。解析対象としては、部分分解法による非圧縮性流体の解析とトルクコンバータ内翼列の乱流解析を取り上げた。ハードウェアの構成としては、研究室にあるEWS 4台(SUN Sparc10 2台、Silicon Graphics Incy 1台、HP Mocel 735/125 1台)である。
ネットワークの並列効率を向上するためには、各CPUでの解析量を多くするとともに、CPU間での転送データ量及び転送回数を低減する必要がある。したがって、毎時間ステップにおいてデータの交換を行わなくてはならない、部分分割法のアルゴリズムよりもタービンとインペラ-間の境界値の交換を行う機能分散型のアルゴリズムの方がネットワーク分散型による並列解析に適することが証明された。また、機能分散の一環として解析中にネットワークの妨げずに、解析途中の経過結果を逐次ポスト処理して表示する機能を追加し解析環境の向上を図った。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松田進也・小林敏雄・谷口伸行・大島まり・田坂知寛: "PVMを用いたトルクコンバータ内翼列の乱流解析" 生産研究. 48. 119-121 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 松田進也・大島まり・谷口伸行: "流れ場シミュレーションにおけるPVMの使用法" 生産研究. 48. 122-125 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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