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人工現実感による乱流伝熱データベースの活用

研究課題

研究課題/領域番号 07855026
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

小林 健一  東京工業大学, 工学部, 助手 (10242273)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード人工現実感 / データベース / 乱流伝熱 / インターネット / WWW / HTML / VRML
研究概要

デジタルデータとして一般に公開されている乱流・伝熱に関するデータベースの多くは、数値計算・実験結果ともにある座標におけるデータ(数字)の羅列であり、リファレンスデータとして参照するには都合良いが、インタラクティブなデータベースの活用をするには視認性に欠ける。そこで本研究では、データベースへの認知的なアクセスを提供する手法の開発を行った。
現在、乱流・伝熱のデータベースは、サーバーが一カ所にあり各研究者がデータをまとめてサーバーに集めるという方式がとられている。近年のDNSや画像計測によるデータは非常に大量であり、このような一カ所に集める方法は、即時性・容量の問題等で破綻をきたす恐れがある。そこで、本研究ではネットワークに接続された多くの計算機間のデータベースの共有を想定して実験ネットワーク上にデータベースを複数設置し、さらに「データベースのデータベース」を作成し、本データベースのユーザーは世界各地で行われている数値シミュレーション・実験の最新のデータを居ながらにしてアクセスする事を可能とした。
ユーザーインターフェースには、現在ネットワークのインタラクティブなアクセスに広く用いられているWWW(World Wide Wed)をデータアクセスに用い、特別なハードウェア・ソフトウェアを必要とせずパーソナルな環境からのアクセスを可能とした。データベースの記述にはHTML(Hyper Text Markup Language)を用い、3次元イメージの任意の点を指定することによりその点における数値データを取得できるよう実装した。
さらに、VRML(Virtural Reality Modeling Language)を用いて、乱流・伝熱データベースに最適なアクセス法の開発を続けている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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