• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

反応・拡散方程式系によるランダムドットステレオグラムからの3次元立体構造の抽出

研究課題

研究課題/領域番号 07855047
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 システム工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

湯浅 秀男  名古屋大学, 工学部, 講師 (10191470)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード発展方程式系 / 反応 / 拡散 / 波動 / シナジェティクス / ニューラルネットワーク / GA / 画像処理
研究概要

動的な画素が近傍間相互作用している自律分散系を考え,そこに3次元立体構造が自己組織されるシステムの構築に関する研究を行った.化学反応・熱対流などにおける自己組織パターン生成現象は,主に反応・拡散方程式系によりモデル化される.この系に自己組織されるパターンは,入力画像(境界条件)と共に反応項と拡散項のバランスにより決定される.それらの関係を用いて局所的な画素間の相関と大域的な相関との差から立体構造を抽出・自己組織する系を考察した.この方法は,近傍画素間のみの相互作用で定式化されるため,従来のニューラルネットワークで起こる結線の組合せ爆発の問題が起らない.
そのために,まず多数の素子による協調現象を統一的に扱うシナジェティクス理論に関して,その画像処理(さらには産業技術一般)への展開について考察した.その考察をもとに,発展方程式系の基本的な性質となる反応・拡散・波動により,技術の蓄積,処理(演算),伝達がどのように行われるかを考察した.さらに,このような発展方程式系と遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm:GA)を結びつけることにより,GAによる画像処理の可能性を検討した.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 湯浅秀男,佐藤千恵,伊藤正美: "シナジェティクスと産業技術に関する一考察" 平成7年電気学会産業応用部門全国大会講演論文集. 1. S.99-S.102 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 湯浅秀男,伊藤正美: "反応・拡散・波動による機能形成の可能性" 第1回創発システム・シンポジウム資料. 13-14 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木一嘉,湯浅秀男: "遺伝アルゴリズムを用いた画像復元に対する一考察" 第8回自律分散システム・シンポジウム資料. 185-188 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi