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バイファケーション特性に与える土のスケールパラメータの影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07855060
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 地盤工学
研究機関大阪大学

研究代表者

小田 和広  大阪大学, 工学部, 助手 (00185597)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードバイファケーション / コッセラ連続体 / スケールパラメータ / 三軸試験 / マイクロクトラクチャー / ひずみ径路制御
研究概要

本研究では,粘土の三軸試験におけるバイファケーションモードにおよぼす土のスケールパラメータの影響について,解析と実験の両面から検討を行っている。
まず,解析的なアプローチとしては,筆者らが既に開発しているコッセラ連続体理論に基づく有限要素法により,粘土の三軸試験のシミュレーション解析を行っている。解析にあたっては,コッセラ連続体理論に特有のスケールパラメータを解析モデルの各々の積分点毎に正規分布に従うように変動させている。解析パラメータとして,スケールパラメータおよびその標準分散が選ばれており,モンテカルロシミュレーションが行われている。解析結果から,解析モデルの固有モードとスケールパラメータおよびその標準分散の間には密接な関係が認められた。
次に,実験的研究として,粘土のひずみ経路制御3軸試験を行い,そのせん断挙動から粘土供試体のバイファケーション特性におよぼす粘土の骨格構造の影響について検討を行った。ここで,ひずみ経路制御三軸試験とは,軸ひずみと体積ひずみを積極的にコントロールし,その結果生じる間隙水圧から有効応力を決定する試験である。この試験を用いることにより,間隙水の移動による乱れの影響を除去することができるといわれている。粘土の骨格構造を代表するパラメータとして間隙比が着目されており,これとダイレイタンシー関係について考察されている。また,ダイレイタンシーと供試体のバイファケーションモードについても検討されている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松井保 他: "ひずみ経路制御ミニ三軸圧縮試験機の試作" 土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集. (投稿中).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-25  

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