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ウイルスベクターによる遅い軸索輸送の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07857001
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関東京大学

研究代表者

寺田 純雄  東京大学, 医学部(医), 助手 (00262022)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード軸索輸送 / ウイルスベクター / ニューロフィラメント
研究概要

研究代表者は平成3年4月より神経細胞の細胞骨格に関する分子細胞生物学的研究,特に軸索輸送に関与するモーター分子の機能解析に従事してきた。この過程で,従来困難とされてきた神経細胞への遺伝子導入が,ウイルスベクターを利用することにより可能となることを見出してきた。
そこでエピトープタッギングを行ったニューロフィラメントM遺伝子をアデノウイルスベクターに組み込み,これをニューロフィラメントH+lacZの融合遺伝子が導入されたトランスジェニックマウスのL4の後根神経筋へ注入し,その遺伝子産物の坐骨神経内での動態を電子顕微鏡レベルで解析することを目的として、実験を開始した。
まず遺伝子工学的手法によりエピトープタッギングを行ったニューロフィラメントM遺伝子を作製した。次にこの遺伝子を非増殖型組み換えアデノウイルスベクターに組み込んだ。培養細胞での発現チェックを経た上で,これを超遠心分離により高度に濃縮,精製することに成功した。
現在、精製の済んだ濃縮ウイルス液を実体顕微鏡下,部分椎弓切除によって露出したトランスジェニックマウスのL4後根神経節へ微量注入する実験を行っている所である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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