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トリ内耳有毛細胞の再生機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07857003
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関大阪大学

研究代表者

弓場 俊輔  大阪大学, 医学部, 助手 (40263248)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード内耳有毛細胞 / 組換えファージ抗体
研究概要

内耳に含まれる細胞は聴器に限っても多彩(tall hair cell:short hair cell,およびそれらの細胞に終末を持つラセン神経節からの求心性、遠心性ニューロン、支持細胞、血管条構成細胞など)であり、音響障害後の有毛細胞再生過程において聴器構成細胞の形態のみならずそのポピュレーションの変化もモニターするために、各構成細胞を標識できる抗体あるいは有毛細胞の再生促進因子に対する抗体を探している。まず、聴器を構成する様々な細胞マーカーを組換えファージ抗体システムを用いて得ようと試みた。音響曝露後、内耳有毛細胞が脱落、感覚毛を消失した支持細胞と思われる微絨毛に富む細胞に置換され、さらに成熟した有毛細胞で覆われつつあるような時期に内耳を採取、その内耳細胞のホモジネートをマウス腹腔内に免疫した。このマウス脾臓からBcellのH鎖、L鎖の可変部をPCRで増幅したところL鎖のみが増幅可能で、H鎖については増幅されなかった。組換えファージを構築するためにはH鎖、L鎖ともに増幅されることが必要であり、現在、PCRの条件を詳細に検討しているところである。同時に一般的なモノクローナル抗体をも作成すべく、内耳細胞ホモジネートを免疫しているところであるが、これまで免疫したマウスの血清を用いて内耳切片を免疫組織学的に解析したところ抗血清は確かに聴覚上皮を認識していることがわかっている。現在、モノクローナル抗体のスクリーニングのために多数の内耳切片を作成、準備している。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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