研究概要 |
(1)NODマウスに対する神経性制御 神経内分泌物質の投与条件の設定 膵島炎の発症をマーカーとして神経ペプチドと内分泌ホルモンの投与を行ない、CGRP,l-Enkephalin,DHEA,Glucocorticodiにおいて、発症を変化させる条件を確定しつつある。 CGRP、Glucocorticoidは、いずれも発症を遅らせ、l-Enkephalin,DHEAは、発症を促進する。 免疫系の検討 ANTI CD3によるリンパ球細胞の刺激により、CGRP、Glucocorticoidは、Th1機能を抑制しl-Enkephalin,DHEAは、Th1機能を促進した。 (2)BBラットに関する神経性制御 脳の定位固定法により、膵島炎の起こさない条件を検討したが、完全に起こさない条件はなかった。 腹内側核の破壊は悪化、外側核の破壊は改善の傾向を示した。
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