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ヒト造血幹細胞に発現する新規サイトカイン受容体の探索

研究課題

研究課題/領域番号 07857075
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関筑波大学

研究代表者

徳元 康人  筑波大学, 基礎医学系, 助手 (70261170)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード造血幹細胞 / サイトカイン受容体 / PCR / CD34 / WSXWSモチーフ
研究概要

ヒト骨髄細胞をPhycoerythrinでラベルしたCD34抗体とFITCでラベルしたCD33抗体で二重染色し、FACSによりCD34陽性CD33陰性分画の細胞を分散した.mRNAを抽出後、サイトカイン受容体に特異的なモチーフであるWSXWSとPXPのアミノ酸に対応する塩基配列を持つPCRプライマーでRT-PCRを行った.RT-PCRは、あらかじめ最適化してあったヒト巨核芽球細胞株であるUT-7由来のmRNAでエリスロポエチン受容体cDNAが53倍に濃縮できる条件で行った.RT-PCR後に得られた遺伝子増幅産物をサブクローニングしてプラスミッドライブラリーを作製した.この中から500個のコロニーを無作為に選びDNA塩基配列を決定した.244コロニーは79種類の既知の遺伝子で、このなかにはGM-CSF受容体とG-CSF受容体が含まれていた.一方、他の256コロニーには198種類の未知の遺伝子が含まれていた.この中に新規のサイトカイン受容体が含まれているかどうかをさらに検討するために、DNA塩基配列をもとにhydrophobicityの解析をおこなった.プライマーの設計に使用した二つのサイトカイン受容体のモチーフの間には膜貫通部が含まれていると予想されることから、hydrophobicなアミノ酸配列をもつクローンを選別した.その結果、少なくとも3種類のクローンが強いhydrophobicな領域を含んでいることが明らかになった.現在、これらのクローンについてさらに詳しい解析を行っている.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Yukio Nakamura: "Role of a tuncated eythropoietin receptor for erythroid-differentiation." Biochem, Biophys, Res, Commun.218. 205-209 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Masatake Osawa: "In vivo self-renewal of c-Kit+Sca-1+Linlo/-hematopoietic stem cells." J.Immnnol,. (in pless).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 徳元康人: ""CD4/CD8(第3章 免疫系における抗原提示と認識)",実験医学別冊-用語ライブラリー-免疫" 羊土社, 2 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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