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Epstein-Barrウイルス関連疾患におけるBZLFlの発現に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07857118
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関金沢大学

研究代表者

田中 佐一良  金沢大学, 医学部, 助手 (30242522)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード上咽頭癌 / Epstein-Barrウイルス / BZLF1 / EBER1
研究概要

1,上咽頭癌症例の生検および手術材料においてin situハイブリダイゼーション法(ISH法)にてEpstein-Barrウイルス(EBV)が大量に産生しているmRNA,EBER1の発現を検討した.ついでEBER1陽性例においてモノクローナル抗体を用いて免疫組織化学的手法にてEBV関連蛋白であるBZLF1,EBNA2,LMP1,BHLF1の発現を検討した.EBER1が陽性であった症例は55例中45例であり、このうちBZLF1陽性例が18例,LMP1陽性例が17例,BHLF1陽性例が6例であったが,EBNA2は全例陰性であった.
2,悪性リンパ腫症例では,特に鼻副鼻腔および口蓋扁桃などのWaldeyer輪原発症例の生検材料においてISH法にてEBER1陽性例の検討を行っており,現在のところ30例中8例がEBER1陽性であった.現在EBER1陽性例に対してBZLF1などの発現を検討している.
3,上咽頭癌や悪性リンパ腫症例の血清中における抗BZLF1抗体を検出するため,BZLF1遺伝子を組み込んだプラスミドを大腸菌に導入し,抗原としてのBZLF1蛋白の分離精製を行っている.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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