研究概要 |
東北地方の6県(青森県・岩手県・宮城県・山形県・秋田県・福島県)の人口、気象、産業、歴史、地理に関係する基礎資料の収集をふまえて、とくに、北上山地、奥羽山脈、会津地方などの中山間地域の地域構造についての把握を主として機関調査(市町村役場,農協,教育)の実施と文献収集の側面から行った。それをふまえて、山形県、福島県会津の2ヶ所について健康づくりや住民のスポーツ活動及びその地域形成機能についての聞きとり調査を実施した。 (東北6県の中山間地についての基礎資料と各地域自治体の地域スポーツの状況についての資料をとりまとめる作業を実施中である。) 調査の結果から中山間地の多くは人口流出と高齢化が進行しており、そして健康についての問題が大きくなってきていること、それに対して自治体でスポーツの振興に取りくんでいることがあきらかになった。
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