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知覚神経節での活性物質遺伝子発現操作と末梢神経傷害に伴う情報伝達異常

研究課題

研究課題/領域番号 07858087
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

三木 健司  兵庫医科大学, 医学部, 助手 (60268555)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードカルミトニン遺伝子関連ペクチド / アンチセンスオリゴヌクレオチド / 疼痛 / 末梢神経障害 / 後根神経部 / 後索核 / 脊髄後角 / in sutuハイブリダイゼーション
研究概要

最近我々は、後根神経節の大型細胞のサブスタンスP(SP)、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)の発現が誘導され、中枢側の終末部位の一である後索核で増加し、その結果中枢神経系に影響を与える可能性を示した。そこでCGRP、SP、ニューロペプチド(NPY)など末梢神経障害後発現が誘導される活性物質の発現を抑制して、その生体における反応を検索し、神経ペプチドの発現誘導の意義を探る事が研究の目的である。方法 1、アンチセンスオリゴヌクレオチド法によって、末梢神経障害後の知覚神経節において新たに発現が誘導される遺伝子を、mRNAレベルで抑制する為の基礎実験を施行した。ラットの一側に坐骨神経を切断し、同日よりL4-5椎体レベルにカテーテルを挿入し、intrathecalにinfusion pumpでアンチセンスオリゴヌクレオチドを連続的に投与した。プローブとしてOGRP mRNAに相補助な配列を用いた。発現の抑制はin situハイブリダイゼーション法を用いて確認した。また、翻訳後の蛋白レベルの確認には特異的抗体を用いた免疫組織化学法を使用した。 2、末梢神経痛モデル動物でのアンチセンスオリゴヌクレオチドによるmRNA発現抑制を行う為にモデル動物を作成し、その痛覚関連行動の測定と神経活性物質の発現を検索した。結果 アンチセンスオリゴヌクレオチドの投与方法や最適濃度についての最適条件を見つけるために実験を繰り返した結果、一部の動物において末梢神経傷害後の知覚神経節において新たに発現が誘導される遺伝子産物が、減少した。しかし、センスプ-ブやミスセンスプローブを用いての特異性の検討などの問題が残っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Noguchi K. et al.: "Substance P induced by Peripheral nerve injury in primay atterent sensory neurons and its ettect on dorsal column nudeus neurons" Journal of Neuroscierce. 15. 7633-7643 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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