研究課題/領域番号 |
07F07011
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
湊 隆幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授
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研究分担者 |
SUTHEERAWATTHANA Pitch 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2008年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | ODA事業 / 持続的開発 / インフラストラクチャー / 国際協力 / 技術哲学 / 技術の政治性 / 持続可能な開発 / 影響査定 / インフラ開発 / 二次効果 / 連鎖発想 |
研究概要 |
本研究の目的はインフラ開発を中心とした、技術が開発にもたらす二次効果を確認する分析ツールの開発である。「二次効果」とは、当初の主要目的以外の効果を意味するし、その発生メカニズムの理解は、持続可能なインフラ開発に関連している。 ここでは、ある問題解決のための意思決定が、ステークホルダーの利益分配をどのように規定するかに焦点を当て、フレーミングステージと呼ばれる二次効果の連鎖を分析することを試みた。そのために、次の3つの作業を行った。1)メコン地域の開発事業の事例分析により、インフラを政治的に利用しようとするステークホルダーの利益誘導の分析を行った。ラオスのナム・グム・ダム、タイのバン・パコン分水ダムとパク・ムン・ダムを取り上げ、インフラの直接的影響がその後に続く意思決定の条件もしくは前提になっているような状況を説明した。2)次に、開発プロジェクトの意図せざる成果や連鎖過程に埋め込まれた価値の観察により、連鎖を一時的なものと通時的なものに分類し、ステークホルダーがとる行動の特徴を議論した。3)最後に、本研究で行われた分析に基づき、その知見をプロジェクト影響評価へ応用する視点を提示した。ここでは、記述モデルを使いながら、プロジェクト実施時の社会反応に対処するマネジメント戦略を議論した。
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