研究課題/領域番号 |
07F07333
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
赤池 敏宏 東京工業大学, フロンティア研究センター, 教授
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研究分担者 |
ZOHRA Fatema Tuj フロンティア研究センター, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2009年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 炭酸アパタイト / リポソーム / m-RNA / 遺伝子デリバリー / エンドサイトーシス / 細胞外マトリックス / ナノキャリアー / si-RNA / ニンドサイトーシス / サイバイビン / Si-RNA |
研究概要 |
炭酸アパタイトとリポソームを形成するカチオン脂質であるDOTAPとの複合体を作製し、そこにmRNAを結合させることで、効果的なmRNAの細胞内への導入を可能とした。炭酸アパタイト-DOTAP複合体を用いたmRNA導入では、複合体が細胞内のエンドソームに取り込まれた後に、速やかに分解する。これにより、mRNAが細胞質中に速やかに放出され、エンドソーム内の酸性条件下でのダメージが起こりにくく、比較的多くのmRNAを細胞質中に導入することが可能になった。通常のDOTAP単独法やリポフェクトアミン2000と比較して、炭酸アパタイト-DOTAP複合体を使用した場合、mRNAの導入効率は10倍以上向上することが確認された。このキャリアーシステムの特性はDNA(遺伝子等)を導入したい場合にも完全に応用可能であることを確認した。 以上の利点を生かして我々が世界に先駆けて開発したE-カドヘリン-Fcキメラ抗体コート表面を利用し、この上に単一細胞で培養されたES細胞へのリポーターDNA、m-RNA,の導入に応用した。この結果、ES-細胞への極めて高効率での導入という画期的な成果を得ることができた。
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