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甲状腺ホルモンによる鳥類ケラチノサイト幹細胞の再生分化の分子機構

研究課題

研究課題/領域番号 07F07446
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 基礎獣医学・基礎畜産学
研究機関九州大学

研究代表者

服部 眞彰  九州大学, 大学院・農学研究院, 教授

研究分担者 XI Y  九州大学, 大学院・農学研究院, 外国人特別研究員
XI Yongmei  九州大学, 大学院・農学研究院, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2009年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードケラチノサイト幹細胞 / 甲状腺ホルモン / 甲状腺ホルモン応答エレメント / E-boxエレメント / 時計 / 換羽 / 細胞分化 / 細胞増殖・分化 / アポトーシス / 甲状線ホルモン / 転写因子 / FSC783 / 脂肪細胞 / 神経細胞
研究概要

甲状腺ホルモンであるトリヨードチロニンは脊椎動物の組織の成長,発達,代謝に重要な役割を担っている。甲状腺ホルモンはヒトの発毛やニワトリ羽毛の発育にも関与するが,メカニズムの詳細は明らかではない。ニワトリの換羽は短日条件で見られることから,本研究では,羽毛幹細胞であるケラチノサイト幹細胞の分化における甲状腺ホルモンと時計の関係について解析を行った。甲状腺ホルモン応答エレメントとE-boxの塩基配列の3連結を合成してpGL3に構築した。ケラチノサイト幹細胞の分化誘導にはT3/Ca2+の添加により行い,甲状腺ホルモン応答エレメントおよびE-box-pGL3をケラチノサイト幹細胞に導入しそれぞれの転写活性をモニターした。トリヨードチロニンおよびCa2+の単独添加では甲状腺ホルモン応答エレメントおよびE-boxの活性は殆ど変化しないが,その両方の添加では有意な活性増加が認められた。甲状腺ホルモン応答エレメント活性はトリヨードチロニン/Ca2+添加の約5h後に小さな増加があり、さらに約24h後に活性増加が見られた。トリヨードチロニン/Ca2+添加によるE-box活性増加は15h後および4~5日後に認められた。以上,ケラチノサイト幹細胞の分化過程ではトリヨードチロニン/Ca2+処理がCLOCK-BMAL1の転写活性の増加をもたらし,甲状腺ホルモン活性の増加が続くことを示している。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 時計遺伝子を介したトリヨードチロニンによるニワトリ羽毛幹細胞の分化誘導2010

    • 著者名/発表者名
      席詠梅・〓瑰燕・内川美穂・宗知紀・山内伸彦・服部眞彰
    • 学会等名
      日本畜産学会
    • 発表場所
      東京都, 明治大学
    • 年月日
      2010-03-28
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2024-03-26  

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