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傍鼓膜器官の発生・進化機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 07F07573
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 進化生物学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

RAJ Ladher  独立行政法人理化学研究所, 感覚器官発生研究チーム, チームリーダー

研究分担者 O'NEILL Paul  独立行政法人理化学研究所, 感覚器官発生研究チーム, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードニワトリ / BMP / Paratympanic organ / 機械的受容器 / 胚発生過程 / 有毛細胞 / 感覚器官発生 / ニワトリ胚
研究概要

本研究の主な目的は、ニワトリ胚と他の動物種の感覚器官発生メカニズムを発見する事である。オニール氏の研究は鳥類の中耳にある小さな感覚器官paratympanic organ(PTO)に注目している。この謎めいた組織の発生を理解し、そのメカニズムを耳のメカニズムと比較することで感覚器官発生過程を全般的に広く理解する事を目的としている。
初年度の研究では、PTOを発生させる培養条件とPTOの形成が可能な胚領域を決定し、この手法を用いてPTOから機械的受容器である有毛細胞の形成分子をいくつか特定した。
今年度(最終年度)、オニール氏はPTOについて更に研究を進めた。まず、大量の候補分子を用いて、それらが感覚有毛細胞形成領域で発現することを示した。現在、これらの候補分子を外胚葉に導入することによって、分子が独自で、もしくは結合して、機械的受容器(有毛細胞)の形成を促す可能性があるか調べている。
さらに、Bone Morphogenic Protein Signal(BMPシグナル)についても、PTOでの有毛細胞形成において非常に重要であるという点を、BMPシグナル抑制によるPTOの有毛細胞形成異常を示したのである。
これらの研究からオニール氏は、胚発生過程の機械的受容器の形成に関与する分子学的・細胞学的なメカニズムの一部を明らかにした。これらは、難聴、めまい、その他の内耳疾患を改善する治療の某盤となるであろう。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2024-03-26  

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