研究課題/領域番号 |
07F07623
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
育種学
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研究機関 | (財)岩手生物工学研究センター |
研究代表者 |
OLI Muluneh Tamiru (2009) (財)岩手生物工学研究センター, 生命科学研究部, 研究員
寺内 良平 (2007-2008) 財団法人岩手生物工学研究センター, 生命科学研究部, 研究部長
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研究分担者 |
OLI Muluneh Tamiru 財団法人岩手生物工学研究センター, 生命科学研究部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2009年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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キーワード | 遺伝学 / ゲノム / 植物 / 進化 / 育種学 / 植物病理 / いもち病 |
研究概要 |
1.品種「ササニシキ」は、いもち病菌レース031に対して抵抗性である。この抵抗性は、抵抗性遺伝子Piaによってもたらされる。「ササニシキ」突然変異系統をスクリーンしたところ、レース031に対して感受性の系統が複数得られた。これらの系統で共通に塩基置換を保有する第11番染色体上の遺伝子RGA4を同定した。RGA4の野生型遺伝子で突然変異系統を相補したところ、抵抗性が復帰したため、本遺伝子がPia本体であることを明らかにした。 2.「ササニシキ」および「ひとめぼれ」突然変異系統群の中から、矮性変異体および、匍匐性変異体を単離した。これらの系統をインド稲と交配し、F2を得た。これらの分離個体を用いて、原因遺伝子のマッピングを進めたところ、3遺伝子は既報の遺伝子であったが、2遺伝子は未報告の遺伝子であり、現在相補試験の実施中である。 3.「ひとめぼれ」にいもち病防除剤「プロベナゾール」を処理すると親和性のいもち病菌に対しても抵抗性が誘導される。「ひとめぼれ」突然変異集団約2000系統に「プロベナゾール」処理後、親和性いもち病菌を接種して、抵抗性の付与されなかった系統を1系統選抜した。原因遺伝子単離にむけてmapping中である。
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