研究課題/領域番号 |
07F07801
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
高村 雅彦 法政大学, デザイン工学部, 教授
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研究分担者 |
PERNICE Raffaele 法政大学, デザイン工学部, 外国人特別研究員
RAFFAELE Pernice 法政大学, 工学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2009年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 臨海部の開発 / アーバンデザイン / 海上都市 / 日本の建築 / アジアの都市 / 東京湾 / 水辺再生 |
研究概要 |
本研究の目的は、特に東京のような日本の都市とその他の主要な東アジアの港市においての現代都市の公共空間の特徴を調査し、比較することである。 本研究は2007年10月に始まり、主な研究助言者である高村雅彦准教授と、研究分析、フィールド調査、データや情報収集を行うラファエレ・ペルニチェによって行われた。 第一年目(2008年10月まで)の研究活動は、主に法政大学と早稲田大学の図書館を中心に、さまざまな場所から得られる参考文献、データ、参考資料の収集をベースにして実施した。特に、この研究活動の初年度は、日本のいくつかの港市においての目覚しい臨海部の開発とメガ・アーバンプロジェクトを調査し分析することが目標であった。 研究の第一段階にあっては、東海道メガロポリス地域(東京都、関西、静岡県)を現地調査し、下臨海プロジェクトの全体像について具体的な資料と知見を得た。分析の主な対象は、埋め立て地や人工地盤に開発されたそれぞれのプロジェクトに対する意味とともに、水辺や港に隣接した港ターミナル、臨海公園、文化施設や公共の都市広場の形態や機能、デザインにおいた。 第二年目の研究活動は、台湾における国際学会で成果を発表し、また9月には法政大学においてイタリアからも研究者を招へいし、国際シンポジウムを企画・発表して、2年間の成果をまとめるうえで公開した。 以上のように、研究資料の収集は日本の現代の臨海部の開発プロジェクトと、ここ20年間の東アジアにおけるデザインの類似した開発・計画事例の特徴を比較検討することができ、新都市論を解読するための方法論を確立することができたものと確信している。
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