研究課題/領域番号 |
07J00688
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
澤田 敏樹 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 特別研究員(DC1) (20581078)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2009年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | ペプチド / ファージディスプレイ / 自己組織化 / 分子認識 / 相互作用解析 / ファージデイスプレイ / ポリマー |
研究概要 |
マテリアルに結合するペプチドを自在に応用することは、ボトムアップナノテクノロジーの発展において重要であり、そのためにはペプチドとマテリアル間の相互作用を理解する必要がある。本年度は、昨年度獲得したペプチドを用い、βシートペプチドが形成する自己組織的な単一のナノファイバー選択的に結合するペプチドとナノファイバー間相互作用の詳細な検討を行った。ペプチドを化学合成し、ドットブロットアッセイによりナノファイバーへの結合を評価した結果、合成ペプチドであっても構成アミノ酸がわずかに異なるペプチドから成るリファレンスナノファイバーと結合を比較した結果、標的ナノファイバーの集合化状態選択的に結合することがわかった。さらにペプチドを用いたナノファイバー表面の金ナノ粒子による修飾を検討した結果、ファイバー上で金ナノ粒子が20nm程度の一定の間隔で配置できることがわかった。 また新たなターゲットとして、ネットワーク性の高いペプチドナノファイバーに着目し、ファージディスプレイ法により標的選択的に結合するペプチドの獲得に成功した。合成ペプチドを用いた結合アッセイの結果、獲得したペプチドは標的ファイバーの組織化を認識して結合していることを明らかにした。獲得したペプチドに細胞接着ペプチドをコンジュゲートすることでナノファイバー表面の修飾を検討した結果、ナノファイバーに細胞接着性を付与できることを見出した。本結果は、任意のナノマテリアルに新規機能を導入可能であることを明らかにした結果である。
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