研究課題/領域番号 |
07J04310
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
厚 香苗 神奈川大学, 歴史民俗資料学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 民俗学 / 露店商い / 韓国 / インフォーマル・セクター / 都市 / 生業 / 市場 / 商人 / 家舟 / 露店商 / 青森県 / 丑湯 / 温泉街 / 祝祭化 |
研究概要 |
ソウル特別市冠岳区の三地点において、露店をめぐる観察および聞き取り調査をおこなった。各調査地点における露店の概要は以下のとおりである。 (1)地下鉄2号線ソウル大入口駅付近-行政管理型の露店 冠岳区が推奨している「デザイン露店」が夜間を中心に営業している。「デザイン露店」は都市美観に配慮した機能的な露店である。区から営業可能な時間と出店場所が指定されている。 (2)冠岳山入口付近-行楽地型の露店 冠岳山はソウル南部で気軽に登山を楽しむことができる観光地で、中高年の登山客でにぎわう。その登山口には「デザイン露店」もあるが、人の通りが多いところは「不法露店」が占めていて、登山の途中で食べる餅、蒸かし芋、海苔巻などの軽食を売っている。気候の良い時期の昼間の商いである。 (3)6洞市場-在来市場型の露店 新林再整備促進地区の中心に形成されている在来市場である。小規模小売店と露店商が混在している。露店商と常店の商人が、野菜や豆腐など、同じ商品を扱っていることもあり、露店と常店の違いはあいまいである。ここの露店のほとんどは「不法露店」だと考えられる。
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