研究課題/領域番号 |
07J05206
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
安田 十也 京都大学, 情報学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ウミガメ / 潜水行動 / データロガー / バイオロギング / 位置推定 / アオウミガメ / GPS / 水産動物 / 位置 / ジオロケーション / 海洋動物 / 追跡 / 回遊 |
研究概要 |
平成20年6月より石垣島にてアオウミガメの潜水行動調査を行った。この調査の目的は、新しく開発された地磁気加速度データロガーをアオウミガメに取り付け、潜水行動中の3軸地磁気・3軸加速度・深度・水温・遊泳速度を記録し、海洋におけるアオウミガメの行動を高精度で3次元的に再現することである。アオウミガメの移動経路の再現は、アオウミガメの混獲回避を考える際に非常に重要な情報となる。調査を行った結果、3頭からデータを得ることに成功した。現在データ解析を行っているところである。 平成20年9月に米国カルフォルニア州にて行われた第3回国際バイオロギングシンポジウムに参加し、アオウミガメの潜水行動の研究成果および潮汐モデルを利用したヒラメの移動経路解析の成果をポスターにて発表した。 また12月より、長崎県にて長崎大学環東シナ海海洋環境資源研究センターと共同で、昨年度から継続している潮汐モデルを利用した海洋動物の位置推定方法の野外実証調査を行った。深度・水温データロガーを取り付けたヒラメをモデル動物として長崎県大村湾で放流し、その移動軌跡の再現を試みた。 平成21年3月に、第9回SEASTAR2000ワークショップにて、タイ国におけるアオウミガメの共同研究の成果を報告し、シミラン諸島におけるアオウミガメの保護施策について提案した。
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