研究課題/領域番号 |
07J08072
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
井上 宏隆 東京医科歯科大学, 医歯学・総合研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 骨基質タンパク質 / 石灰化 / ハイドロキシアパタイト / 骨代謝 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 骨細胞 / 骨リモデリング |
研究概要 |
初年度に開発したin vitroでの石灰化反応系を用いて、骨基質中の石灰化に関与するタンパク質を探索した。その結果、多数の基質タンパク質が骨の石灰化反応に関与することが示唆された。これらの基質タンパク質のうち、ある一種類のタンパク質Aに着目し、更なる研究を進めた。精製したタンパク質Aをin vitroでの石灰化反応系に供したところ、量依存的にリン酸カルシウム形成を誘導した。さらに、タンパク質Aの中の一部のドメインがリン酸カルシウム形成誘導活性に必須であることが示唆された。現在、このドメインを欠如した変異体タンパク質およびドメイン部分のみの組換えタンパク質を作製し、骨芽細胞による石灰化結節形成への影響を解析中である。さらに、タンパク質Aの生理的な条件での骨代謝における重要性を解析することを試みたが、タンパク質Aをコードする遺伝子のノックアウトマウスは胎生致死であったため、解析が不可能であった。そのため、現在コンディショナルノックアウトマウスを作製し、組織ならびに時期特異的にタンパク質Aを欠損させた個体について、骨形態計測ならびにμCT解析を行うことにより、タンパク質Aの骨代謝における重要性を解明する予定である。 また、骨基質抽出液中に骨髄マクロファージから破骨細胞への誘導を活性化する活性が見られたことから、現在、アッセイ系を構築し、骨基質抽出液からの活性物質の精製を試みている。
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