研究課題/領域番号 |
07J08389
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
広川 幸花 慶應義塾大学, 大学院・政策・メディア研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2008年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 持続的農業 / タイ / 東北部 / 生活戦略 / 小規模農家 / 農法選択 / 国際研究者交流 / 複合農業 / 東北タイ / 農村開発 |
研究概要 |
本研究は、開発下の途上国の小規模農家が「持続的農業」を取り入れる際の条件や生活戦略について明らかにするものである。タイ国家の経済開発政策の影響を受け、生活環境・農業経営に変化があったタイ東北部農村における小規模農家を事例として扱い、現地で徐々に普及しつつある「持続的農業」が、制約された条件下での資源配分として、農民生活、農村社会、自然環境の維持と向上に対してどの程度有効であるかを検討するものである。 平成20年度は、タイ東北部コンケン国立大学農学部の教授の指導のもと、タイ東北部の3つの農村で昨年度に引き続き調査を行った。村人や住民組織に半構造型インタビューを行い、本研究の事例として扱えるだけの詳細な情報を得た。また、ラオス政府の農林省農業局から調査許可を取得した上で現地調査を行った。本課題を、異なる発展段階・経済体制との国際比較を通じて、開発後進地域が経済発展につれて抱える経済格差の拡大や農業近代化の恩恵を享受できない限界的小農の「生活の安定」に寄与しうる研究にしていくためである。 上記のように研究を進め、平成20年度の研究成果として、国際開発学会の第9回春季大会で口頭発表を行い、韓国の延世大学の国際シンポジウムで発表の際に執筆した'Rural Order in a Transition Phase'の共著論文が収録された"Dispute and Cooperation in Northeast Asia"が発刊された。
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