研究課題/領域番号 |
07J08687
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高松 漂太 大阪大学, 微生物病研究所, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | セマフォリン / plexin-Al / 樹状細胞 / 細胞移動 / transmigration / actomyosin contraction / Plexin-Al / plexin-A1 / leukocyte trafficking / Imaging |
研究概要 |
セマフォリンの代表的な受容体であるplexin-Alは、神経系における解析から細胞運動に関与することが知られている。申請者のこれまでの解析から、plexin-Al欠損マウスでは生体内におけるT細胞primingが障害されていることが明らかにされているが、その詳細については不明であった。本研究では、I)樹状細胞のtraffickingにおけるplexin-Alの役割の検討及び、II)plexin-Alの下流のシグナル経路の解析を目的としているが、これまでの研究成果により、1)plexin-Al欠損樹状細胞は末梢組織から所属リンパ節への遊走が障害されていること、2)樹状細胞が末梢から所属リンパ節へ遊走する際の、リンパ管内皮細胞をtransmigrationする過程にplexin-Alが重要な役割を担うこと、3)樹状細胞が内皮細胞をtransmigrationする過程にはSema6D-plexin-Al相互作用よりもむしろ、Sema3A-Neuropilin-1-plexin-Al相互作用が重要であることを、Sema3A, Sema6C, Smea6D欠損マウス及びNeuropilin-1変異マウスの解析から明らかにした。そして本年度の研究成果によりSema3Aによりmyosin light chainのリン酸化が誘導され、樹状細胞移動に必須であるactomyosin contractionが惹起されることを明らかにした。 一連の研究成果に関する論文を現在投稿中である。
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