研究課題/領域番号 |
07J08736
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
植物生理・分子
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安益 公一郎 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2009年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | イネ / ジベレリン / 雄性生殖器官形成 / 葯の発達 |
研究概要 |
当該年度の申請において、申請者はMYB型転写因子GAMYBを通して、「葯の発達過程におけるGAの生理作用とGAシグナル伝達機構の理解」を具体的な目的に設定して、これまでに幾つかの研究を行なった。その結果、GAが花粉のエキシン形成とタペータムの細胞死に重要であることを見いだし、且つそのGA応答にはMYB型転写因子GAMYBによる転写制御が重要であることを今までに明らかにした。当該年度では、これらの結果に関してPlant Cell誌に報告した。 さらに申請者は、上記の研究と並行しておこなってきたGAによるエキシン形成機構における植物の進化学的な変遷に関しても、シダ植物イヌカタヒバへのGA生合成阻害剤の処理によりイネと同様のエキシン形成異常が引き起こされることを本年度の研究で明らかにした。また当植物種のGAMYBとCYP703Aホモログがイネの各変異体の異常を部分的に回復させたことも考慮すると、これらの結果はGA依存的なエキシン形成機構がシダ植物を含む維管束植物間で高度に保存されていたことを示唆しています。またシダ植物よりも早くに誕生したコケ植物ではGA非依存的な経路でGAMYBがエキシン形成に関与していることが明らかになり、現在これらの研究成果について論文投稿を進めている。またこれまでにGAMYBと共同してGAMYB標的遺伝子の発現制御に関わる新規因子の探索についても、yeast two hybridスクリーニングを行い、幾つかのGAMYB結合新規因子を同定した。現在、これらの因子については、現在それらの分子機構を解析中である。
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