研究課題/領域番号 |
07J13049
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 東京芸術大学 |
研究代表者 |
許 兼 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 特別研究員DC1
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2009年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 木造建造物 / 文化財建造物 / 補強金物 / 解体修理 / 文化財保存理論 / 建造物文化財 / 文化財の修理・復原 / 韓国の建造物文化財 / 建築史 / 文化財保存 / 韓国文化財 / 文化財建造物修復工事 / 南大門 / 徳寿宮大漢門 |
研究概要 |
今、韓国では『皇龍寺九階木塔』を復原計画中である。このように木造の建物の復原にあたっては補強金物の使用が不可避である。現在日本では補強金物の使用に関する考え方は地震対策のために整理されているが、韓国ではまだ補強金物の使用に関する考え方や補強金物の名称も整理されていない状態である。このような補強金物の使用のためには先ず、文化財の修理・復原時の補強金物の使用についての考え方と歴史や特性、名称や形態などが整理されなければならない。 本研究は日本文化財建造物に使用される補強金物に関して、文化財保存理論や考え方に基づいて未整理の補強金物の名称と特性、補強材の使用について研究し、さらに韓国の補強金物使用の理論や考え方と補強金物の名称を整理し解き明かすことが目標である。また本研究は日本と韓国において初めての試みであり、これから補強金物の使用を裏付けていくために必要な文化財保存の考え方を再整理することにその意義がある。
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