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2D-DIGE技術を用いたADAHファミリープロテアーゼ標的分子の網羅的解析

研究課題

研究課題/領域番号 07J45205
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 細胞生物学
研究機関東京大学

研究代表者

白壁 恭子  東京大学, 医科学研究所, 特別研究員(RPD)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードADAMファミリー / シェディング / 2D-DIGE / LPS / マクロファージ
研究概要

私は膜貫通型で細胞外領域にプロテアーゼ領域を持つADAMファミリーメタロプロテアーゼによる膜蛋白質の選択的な分解とそれに伴う細胞外領域の可溶化(シェディング)に興味を持っており、新しいADAMファミリーの基質を探すために二次元電気泳動を用いたプロテオミクス技術によりスクリーニングを行っています。これまでの研究からグラム陰性菌の細胞壁成分であるLPSをマクロファージ細胞に加えた際にシェディングを受ける蛋白質として複数の二次元電気泳動上のスポットを見出していました。
本年度はこれらのスポットから蛋白質の同定を行い、複数の膜蛋白質がLPS刺激を受けたマクロファージで選択的にシェディングされる事を明らかにする事が出来ました。これらの膜蛋白質の中にはこれまでADAMファミリーの基質とは報告されていない物も含まれており、プロテオミクス技術によるバイアスをかけないスクリーニングがADAMファミリーによってシェディングされる蛋白質を知る上で有効である事が示されました。またADAMファミリーによるシェディングがエンドサイトーシスに影響を与えるという予期しない事実を示唆する結果を得る事も出来ました。この結果は今回のスクリーニングがADAMファミリーの持つ新たな生理機能を明らかにする上でも極めて有効である事を示しています。今後同様のスクリーニングを他の系に応用する事によって、ADAMファミリーの役割を更に明らかにしたいと考えています。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2024-03-26  

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