研究課題/領域番号 |
08041008
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
角田 太作 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (60126878)
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研究分担者 |
福井 玲 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (50199189)
松村 一登 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40165866)
KAZAKEVITCH オリガ ロシア科学アカデミー, 言語学研究所, 研究員
RUMSEY Alan オーストラリア国立大学, 教授
ANDOGANOV Y マリ国立大学, 歴史文学部, 教授
MCCONVELL P ノーザン, テリトリー大学・文学部, 教授
TIITOーREIN V タルトゥ大学, 教授
WILLIAM McGr メルボルン大学, 助教授
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
16,800千円 (直接経費: 16,800千円)
1998年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1997年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1996年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | オーストラリア / ロシア / 韓国 / ウラル諸語 / マリ語 / 朝鮮語 / 文法 / 語彙 |
研究概要 |
角田太作 オーストラリア国、西オーストラリア州のキンバリー地区で調査を行った。主にワンジラ語を調査して、語彙、形態論、統語論、社会言語学などの面について、資料を収集した。更に、多くの物語を録音し、その内容を話者にあたって点検して、それを文字化した。また、ジャル語についても、形態論の詳細などを調査した。更に、この地域一般について、親族体系、神話、家系、白人到来後の歴史など、人類学的資料と社会史的資料を収集した。 松村一登 (1)ロシアのマリ・エル共和国(8年度,9年度),バシコルトスタン共和国(10年度)でマリ語の言語資料を収集し,マリ人の居住地域の調査を行った。(2)マリ語とエストニア語を中心に,ウラル諸語のテクストを収集し,文法研究のためのテキストデータベース(広義のコーパス)として利用できる形に電子化した。(3)ウラル諸語を含むロシアの少数言語に関する社会言語学的データを中心とするデータベースを作成するのための資料の英訳の仕事をモスクワの言語学者と共同で進めた。 福井玲 韓国の全羅道、慶尚道の各地で音韻・アクセント・語彙を中心とした現地調査を行なった。特に、ピッチアクセントを持つ方言と持たない方言の境界線を明らかにすることに重点をおいた。その結果、慶尚南道に接する全羅南道光陽市にアクセントの境界線があることを明らかにした。
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