研究課題/領域番号 |
08041015
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
宮本 正興 (1996, 1998) 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60066701)
宮本 正興 (1997) 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (30226617)
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研究分担者 |
竹村 景子 大阪外国語大学, 外国語学部, 講師 (20252736)
稗田 乃 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (90181057)
中島 久 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00144543)
日野 舜也 京都文教大学, 人間学部, 教授 (20014467)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
29,000千円 (直接経費: 29,000千円)
1998年度: 8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
1997年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
1996年度: 11,500千円 (直接経費: 11,500千円)
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キーワード | スワヒリ語 / スワヒリ方言 / ダトーガ語 / ペンバ島 / マテンゴ語 / ウケレウェ島 / 社会言語学 / 東アフリカ / Swashili / Swahili Dialects / Makunduchi / Lamu / Datoga / Zanziber / Ukeyewe / Matengo / スワヒリ民話 / ダト-ガ語 / ダルエスサラーム / バンツー諸語 / 地域共通語 / ケニア / タンザニア / ウガンダ |
研究概要 |
1.海岸地方スワヒリ語の比較研究、言語地理学的研究のための基礎資料を得た。だいたい、ケニア領モンバサを境界として、以北と以南で語彙体系に著しい相違が看取できる。以北地域でも、ラム、パテ地域では方言的種々性が激しく、以南地域の斉一性の顕著さとは対照的である。しかし、標準形式の浸透も、以北地域に徐々に見られる。同時に採集された約300の民話のモチーフについても、うえの相違を指摘できる。2.タンザニア海岸地方各地、特にザンジバル島最南東部のマクンドゥチ村で話される方言に関して、基礎語彙を調査した。語彙体系から見る限り、従来主張されてきたほど異質な方言とは考えにくい。3.タンザニア領内ンブル地区マンゴーラ村を中心に、ナイロート系の言語であるダトーガ語の言語的記述、スワヒリ語との二重言語使用を考察した。ダトーガ語の音韻体系、女性語の存在を明らかにした。4.ケニア領ラム島、パテ島、タンザニア領ザンジバル島北部を中心に方言語彙を調査、標準語と方言にたいする意識を調査した。古老のライフヒストリーを記述し、その言語生活の変化を考察した。5.ビクトリア湖内ウケレウェ島に住み込み、ケレウェ語を記述し、あわせてジタ語との比較で言語使用の実態を調査した。ケレウェ語に見られる女性語を記述した。6.タンザニア内陸地方でマテンゴ語を記述し、スワヒリ語との二重言語使用の実際、そこから結果するマテンゴ語の変化について、言語学的、社会言語学的調査を実施した。
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