研究課題/領域番号 |
08041048
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
永田 信 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20164436)
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研究分担者 |
山本 伸幸 島根大学, 生物資源科学部, 助手 (90284025)
赤尾 健一 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (30211692)
安村 直樹 東京大学, 農学部・附属演習林, 助手 (70280948)
立花 敏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (50282695)
井上 真 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (10232555)
久保山 裕史 森林総合研究所, 林業経営部, 研究員
金 星一 ソウル大学校, 農業生命科学大学, 副教授
兪 炳一 林業研究院, 山林経営部, 林業研究官
金 世彬 忠南大学校, 農科大学, 副教授
尹 汝昌 ソウル大学校, 農業生命科学大学, 教授
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
16,600千円 (直接経費: 16,600千円)
1998年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1997年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1996年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | 木材輸出規制 / 木材製品輸入 / 丸太輸入元の多角化 / 森林レクリエーション / 林業 / サザンイエローパイン / 林産業 / ラジアータパイン / 米国南部地域 / ニュージーランド / 輸入丸太の低質化 / 輸入丸太価格の高騰 / 加工材輸入の増加 / 東南アジア諸国 / 立木伐採権 / 原木の低質化 / 製品差別化 / 長伐期化 / 集成材 / 非林産物 / 通貨危機 / 森林火災 / 森林関連産業 / 木材貿易 / マダラフクロウ保護 / サーモン保護 / 森林伐採制限 |
研究概要 |
1996年度:韓国ソウル特別市と仁川直轄市、米国北西海岸地域 (1) 産出国の木材輸出規制により日本では特に木材製品輸入が進み、韓国では丸太輸入元の多角化が図られた。日韓の木材製品輸入は製材品や合板に代わり木質ボード類や木質パネルが急増した (2) 日韓ともに森林レクリエーションへの需要が高まった (3) 米国北西部では新たにサーモン保護の動きが出始めた。他方伐採制限により厳しくなった森林関連産業は、伐採が緩和に向かい改善されつつある 1997年度:カナダ西部地域、西川・吉野・北山林業地、韓国南部地域、インドネシア東カリマンタン (1) カナダの原木供給は一定水準にあるが良質材が減少した。またBC州では1995年森林施業法施行で水辺保全や道路作設制限、成林義務化による伐採の奥地化・費用高騰で企業の収益性は激減した. (2) 日本の著名な林業地でも従来の林業経営が難しくなり磨き丸太の様な製品差別化や長伐期化の傾向にある (3) 韓国では資源の有効利用と公益的機能の増進のため官民一体事業が展開され、また市民はカエデ樹液や栗・海等林産物を有効利用している。伐採や林道作設へのマスコミ反発が強い (4) インドネシアでは合板輸出を促進してきたAPKINDOの影響力がIMF指導で低下し丸太輸出再開の可能性がある。また森林火災が続き東カリマンタン地域住民にも少なからぬ影響が出ていた 1998年度:米国南部地域とニュジーランド(NZ) (1) 米国南部で積極的に造林されたサザンイエローパインが伐期に入り供給が増大している。北西地域の伐採規制・供給減を背景に主な供給先は米国内とカリブ海沿岸地域である。日韓への供給は顕著には増えない見通し (2) NZでも積極的造林政策を背景にラジアータパイン丸太輸出が急増したが、主な輸出先のオーストラリアが木材自給可能となる為に特に中国・東南アジアへの輸出を促進しつつある 日韓とも産出国での丸太輸出規制・禁止政策により林産業は衰退の一途であり、森林レク等は需要が増している。
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