研究課題/領域番号 |
08044038
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 国際大学 |
研究代表者 |
平木 多賀人 国際大学, 大学院・国際経営学研究科, 教授 (50208815)
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研究分担者 |
TED Azarmi (AZAMI Ted) 国際大学, 大学院・国際経営学研究科, 講師 (40267654)
竹澤 伸哉 国際大学, 大学院・国際経営学研究科, 助教授 (30257430)
CHOI J.Jay Temple大学, 経営学部, 教授
JAY J Choi Temple University Professor
JAY Choi J. Temple大学, 経営学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 為替レート・リスク / 国際資産評価モデル / 為替エクスポ-ジャー / 日本株式市場 / アジア株式市場 |
研究概要 |
1.1975年以降92年までの株式市場を通して見た場合、米国市場の結果と正反対で、我が国企業の為替レートリスクに対するエクスポ-ジャーは平均して正である。即ち、本研究の結果は、自国通貨の上昇が市場では好意的に評価されるユニークなものである。 2.また、検証における手法(条件付きあるいは非条件モデル)、円・ドル為替に関する測度、あるいは説明変数の加工方法上の差異に関係なく、プラザ合意以降の我が国株式市場においては為替リスクが積極的に価格付けされるという、新しい結果を検出することができた。即ち、近年の我が国市場では為替リスクプレミアムが資本コストにも潜在的に反映され、資本市場でのヘッジは経済的意味をもたないという解釈が成り立つ。 3.資産評価モデルの観点でいうならば、国際資産評価モデルで重要となる要因である為替に対するリスクが日本市場(国内)モデルにおいても、市場リスクと共に有意に価格付けされているとする、世界的にみても非常に貴重な結果が得られた。特に、検証上最も信頼がおけるであろうGMM(Generalized Method of Moments)手法によってより有意に支持される。 4.アジア市場(マレーシアおよびインドネシア)に関してはまだ初期的結果しか得あられてないが、両市場においてもモデルの特定化いかんでは、プラザ合意以降、円・ドル為替リスク・エクスポジャーが有意に価格付けされる結果が得られた。この経済的意味合いは今後の継続研究で明かされることになる。
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