研究分担者 |
OLIVER K. Ba ハンプトン大学, 助教授
SALVATORE Fr サニタ高等研究所, 教授
CHARLES Perd ウイリアム, メリー大学, 教授
寺沢 辰生 東北大学, 理学部, 助教授 (40004436)
橋本 治 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (50092292)
BAKER Oliver ハンプトン大学, 助教授
FRULLANI Sal サニタ高等研究所, 教授
PERDISAT Cha ウイリアム, メリー大学, 教授
GARIBALD Fra サニタ高等研究所, 教授
PUNJABI Vina ウイリアム, メリー大学, 教授
加藤 静吾 山形大学, 理学部, 教授 (70013422)
上野 博昭 山形大学, 理学部, 教授 (50007241)
須田 利美 東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (30202138)
今野 収 東北大学, 理学部, 助手 (90004449)
山屋 尭 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (00004367)
中川 武美 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70004348)
前田 和茂 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20125652)
坪田 博明 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70005792)
笠木 治郎太 東北大学, 理学部, 教授 (10016181)
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研究概要 |
1.平成8年5月に、ホールAのハイパー核実験ミーティングに於て、セプタム電磁石の検討を行い、超伝導セプタム電磁石を採用することにした。ハイパー核実験のための装置の分担について議論し、超伝導セプタム電磁石はイタリア側で、散乱槽、ビームダクト、補正コイルを日本側で分担することになった。 2.平成8年9月から11月かけて、齋藤、寺沢、坪田、木野(研究協力者)が最初のK中間子関係の実験で、K中間子の形状因子を求めることを目的としたホールCのp(e,e'K^+)実験に参加した。データ解析が順調に進められ、1997年4月のアメリカ物理学会に“Kaon Electroproduction at TJNAF"他二篇の口頭発表がなされた。 3.セプタム電磁石用散乱槽を新たに製作するために、科研費の増額申請を行い、増額が認められたので、平成9年3月に散乱槽、真空ダクト等を製作した。翌年ジェファソン研究所に輸送した。 4.平成9年5月から7月にかけて齋藤、寺沢、坪田、上野、木野(研究協力者)が最初のホールAの実験^<16>O(e,e'p)に参加した。スペクトロメータやデータ収集系について習熟することを目的の一つとしていたが、実験に参加して、その成果を上げることができた。 5.平成9年8月にジェファソン研究所PAC12で“Electroproduction of Hypernuclei on ^3He and ^4He"のプロポーザルを発表した。PACの見解は、面白い実験であるが、0.5MeVの分解能がでることを、すでに採択され実験で示してからということで、延期になった。 6.p(e,e'K^+)の実験結果は、“Longitudinal and Transverse Cross Sections in the ^1H(e,e'K^+)Λ Reaction"という題で、Phys. Rev. Lett. に投稿された。
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