研究課題/領域番号 |
08044126
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
榎 学 (1997) 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (70201960)
岸 輝雄 (1996) 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40011085)
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研究分担者 |
二木 鋭雄 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20011033)
岸 輝雄 工業技術院産業技術融合領域研究所(研究職), 所長
BROOK R. J. オックスフォード大学, 教授
橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (90237941)
武田 展雄 東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (10171646)
BROOK R.J. オックスフォード大学, 教授
金 炳男 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50254149)
榎 学 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (70201960)
DERBY B. オックスフォード大学, 講師
BRIGGS G.A.D オックスフォード大学, 講師
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
10,900千円 (直接経費: 10,900千円)
1997年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1996年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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キーワード | 創造科学 / 科学文化 / 無機系複合材料 / 日英科学技術史 / 複合材料 / 特性の融合 / 繊維 / 非破壊評価 / 微視構造 / 力学特性 / 損傷 / 科学技術 |
研究概要 |
東京大学先端科学技術研究センターは、オックスフォード大学と「国際創造科学分野」と「国際科学文化分野」の両分野における具体的な共同研究を通して、相互の研究者、大学院学生の同一の場での交流により、両国の研究・教育に関するスタイル、方法論などの相違の正しい理解を深め、科学技術、文化相互理解の両面で効果のある国際共同研究のあり方をさぐるために、次の具体的なテーマについて共同研究を行った。 (1)無機系複合材料の製造/評価/特性の融合設計 構造用途または機能用途、さらには両方の機能を兼ね備えた無機系複合材料(主として高性能無機繊維強化無機マトリックス複合材料)について、製造科学・技術、微視構造評価、力学特性評価、非破壊評価、の各基礎技術の専門家である本研究分担者が、各々日英両国における研究をレビューを完成した。また、実例を踏まえた融合設計の方法を議論し、まとめた。すなわち、製造科学・技術、微視構造評価などのミクロかつ材料科学的アプローチと、力学特性評価、非破壊評価などのマクロかつ材料力学的アプローチとを、微視的損傷の発生・進展の観察、定式化により結びつけ、無機系複合材料の製造/評価/特性の融合設計方法を検討した。 (2)日英科学技術史・政策の比較研究 日英科学技術史・政策の相違を、科学技術的側面と文化・政策的側面とから相互に比較検討し、これまで得られてきた研究成果をレビューした。とくに科学技術的側面が文化・政策的側面により決まる場合の決定過程について、実例を通してまとめた。また、これをもとに、今後の国際共同研究のあり方についてまとめた。
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