研究分担者 |
PRIESTLEY M. Univ. of California, S. D., 教授
王 亜勇 中国建築科学研究院, 耐震研究所, 教授
山本 春行 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助教授 (60158293)
荒木 秀夫 広島大学, 工学部, 助教授 (40159497)
冨永 晃司 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (10067720)
ALAWA Aiman 広島大学, 工学部, 助手 (20263733)
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配分額 *注記 |
13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
1998年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1997年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1996年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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研究概要 |
平成10年度は本国際共同研究のまとめと今後の研究のneedsやseedsの抽出を行った。具体的には,研究代表者が平成10年9月5日から22日にかけて,ヨーロッパのパリでの第11回ヨーロッパ地震工学会議に出席し,研究成果を発表すると共に,米国側コーディネーターと今後の研究の進め方についての打ち合わせを行った。さらに,インペリアル大学(ロンドン)やローマ大学・ミラノ大学を訪問し,ヨーロッパにおける耐震工学の調査研究を行った。10月5日〜15日にかけて,米国リノ市でのカリフォルニア構造工学年次大会に出席し,米国での耐震工学研究の進展状況を把握すると共に,米国側チームとの研究打ち合わせを行った。さらに,カリフォルニア大学ロスアンゼルス校において,キャンパス内建物の強震計設置や耐震補強についての最新状況の視察を行った。10月19日〜22日にかけて,中国北京市において第5回中国全土耐震工学会議に出席し,中国側チームとの研究打ち合わせを行った。平成11年3月15日〜19日にかけて,日中米間の総括セミナーの一環として,日米両チームで横浜,熱海において,関東大地震等を対象として神奈川県や横浜市の防災対策や伊豆半島の付け根での建物の耐震補強法の視察を行うと共に,日本建築学会構造委員会との共同セミナーを行った。 以上の研究実績を国際誌等に逐次発表し,国際社会の地震に対する防災力の強化に役立ててゆく予定である。
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