研究課題/領域番号 |
08044219
|
研究種目 |
国際学術研究
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
植物生理
|
研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
ROBERT Ridge W. (RIDGE W. Robert / ROBERT Ridge W / ROBERT Ridge) 国際基督教大学, 教養学部, 助教授 (10211666)
|
研究分担者 |
SCHWARTZ Owe オーストラリア国立大学, Research F
WILLIAMSON R オーストラリア国立大学, 教授
PLAZINSKI Ja オーストラリア国立大学, Senior Res
新免 輝男 姫路工業大学, 理学部, 教授 (80114510)
WILLIAMSON E オーストラリア国立大学, 教授
PKIZINSKI Ja オーストラリア国立大学, Senior Res
OWEN Schwart オーストラリア国立大学, Senior Res
RICHARD Will オーストラリア国立大学, Senior Fel
JACEK Plazin オーストラリア国立大学, Senior Res
SCHWARTZ Ow オーストラリア国立大学, Senior Res
PLAZINSKI J オーストラリア国立大学, Senior Res
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
1998年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1997年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1996年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
|
キーワード | ミオシン / モノクローナル抗体 / 遺伝子のクローニング / 凍結置換法 / ポリクローナル抗体 / Endoplasmic reticulum / Arabidopsis / Green fluorescent protein |
研究概要 |
それぞれのミオシンアイソタイプに対してホモのアンチセンスをもつシロイヌナズナの系統を10種作成・分離し,それらの形態,発生および細胞質運動の変化について調べた.また,2種のミオシンアイソタイプについてのダブルアンチセンス植物を作成し,ホモ系統を分離した.さらに,標識された細胞器官の開発という研究計画に沿って,シロイヌナズナを,小胞体(ER)シグナル及びHDEL保持シグナルの塩基配列を含むGFP(緑蛍光性タンパク質)配列によって形質転換し,標識ERを生きたま微鏡観察できる植物を得た.これらの植物をアンチセンス植物と交配し,現在ダブルホモ系統の分離を行なっている。また,ミトコンドリアGFPシグナルによる形質転換も行い,現在ホモ系統の分離を行っている.GFP-ERアラビドプシスを用いて,初期発生中にあらわれる新しいタイプのERを発見した。この初期のERは多孔のシート状で、細胞が発達の最終段階に近付くに従って、一般に観察される網状の表層ERへと徐々に変化する。さらに根毛についても新しい発見があった。植物におけるERの動きは明らかにアクチン-ミオシンに基づく動力系によってコントロールされている。アンチセンス植物のいくつかの系統は明確な表現型を示す。このことは国際会議で報告した。要約すると、研究はなお継続中であるが、この研究を通していくつかの重要な発見がなされた。また、興味ある突然変異株の分離に成功したことは、この分野の研究にさらなる新しい知見を加えることに役立つであろう。
|