研究課題/領域番号 |
08045010
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 大学協力 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
潮木 守一 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (80022391)
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研究分担者 |
TIASAKUL Wan チュラロンコン大学, 教育学部, 講師
LEKUTHAI Pha チュラロンコン大学, 経済学部, 助教授
SUKONTASAP S チュラロンコン大学, 教育学部, 助教授
廣里 恭史 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 助教授 (40262927)
若林 満 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (40126917)
TIASKUL Wand チュラロンコン大学, 教育学部, 講師
LOKUTHAI Pha チュラロンコン大学, 経済学部, 準教授
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 教育開発 / アジアの教育 / タイ教育改革 / 中等教育政策 / 教育機会拡大 / 職業教育 / 進路選択 / 進路指導 / Vocational Guidance |
研究概要 |
平成9年度においては、タイの中等教育普遍化政策の結果を、タイのフィールドにおいて調査することと、研究総括のためワークショップを開催することがのが主たる活動であった。フィールド調査は、タイ東北部のロエット県とナコナラチャシマ県(別名、コラート県)において行なわれるた。平成8年度においても両県で調査が行なわれたが、これらの調査は主として中等教育普遍化達成状況の評価に関わるものであった。これに対して平成9年度においては、普遍化政策の成果として生じた中学校卒業生の進路問題について、調査票及びインタビューによる調査を行なわれた。加えて、近年のタイにおける就業構造の実態や、若年労働者の雇用に関する統計的資料の収集も行なわれた。次に、にこれらの研究を基に、リサーチ・ワークショップが平成9年10月28日-30日の期間で、名古屋大学大学院国際開発研究科で開催された。このワークショップにおいては、チュラロンコン大学より本プロジェクトの研究分担者及び関係者4名が出席し、日本国内より研究担当及び間連研究者・院生合計32名参加し、多様な観点からタイ及びアジアの中等教育普遍化の実情と、それに伴う政策的課題について討論が行われた。この研究集会の成果として、研究報告書が刊行された。結論として、タイの中等教育普遍化はほぼ計画通り進行しているが、中等教育修了者に対する進路指導体制がほとんど確立されていないこと、進路の多様性が不十分であること(希望の普通科及び職業科の高校、特に後者に進めない)、前期中等教育が、進学コースと就職コースに分化しつつあることが指摘された。
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