研究課題/領域番号 |
08045016
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 大学協力 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
村井 正 (1998) 関西大学, 法学部, 教授 (40067591)
川端 康之 (1996-1997) 関西大学, 商学部, 助教授 (70224839)
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研究分担者 |
HAELTERMAN A ルーヴェン, カトリック大学・法学部, 講師
LAGE Jean Pi ルーヴェン, カトリック大学・法学部, 教授
VANISTENDAEL フランス ジェイ ルーヴェン, カトリック大学・法学部, 教授
大和 正史 関西大学, 法学部, 教授 (70140241)
VANISTENDAEL Frans J. Katholieke University, Leuven, Faculty of Law, Professor
VANISTENDAEL フランス シモイ ルーヴェン, カトリック大学・法学部, 教授
村井 正 関西大学, 法学部, 教授 (40067591)
VANISTENDAEL フランス.J カトリック, ルーバン大学・法学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1997年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 有害な課税競争 / 金融サービス・センター / コディネーション・センター / DG第21局 / EU貯蓄所得課税共存モデル / ユーロ導入 / レベル・プレイイング・フィールド / 欧州裁判所ジリー判決 / コーディネーション・センター / フランツ・ハニステンデ-ル / バン・フ-レ / 有害な租税競争 / 欧州委員会コミュニケーション / 事業課税の為の行動要領 / 資本所得課税の歪み除去 / 法人間国際的利子・使用料 / 租税特別措置の透明性 / 日本企業の対欧投資 / 租税法 / 会社法 / 労働法 / 条約便益制限条項 / Munchner Steuerfachtagung / インターナショナル・ファイナンシャル・センター |
研究概要 |
(1)バニステンデール及びバン・フーレと共同研究「EUにおける投資環境-直接税制と会計基準を中心として-」を行った。バン・フーレは欧州委員会の財務情報会計基準課長でもあるので、国際会計基準に対する欧州基準の戦略についても貴重な見解を披露した。(2)EUにおける有害な租税競争と取り組むためのパッケージ(1997.11.5)の翻訳と分析、(3)EU委員会のDGXX1の改組とマーストリヒト条約に伴う欧州議会の権眼強化、(4)租税競争論者の主張(ブキャナン、ミルトン・フリードマン、ロバート・マンデル等)、(5)租税競争の具体例(ルクセンブルグ-源泉徴収税なし、オランダ-participation exnamination、ベルギー-コーディネーションセンター、英-キャピタル・ゲイン非課税、アイルランド-ダブリン・ドッグ、シャノン空港フリーゾーン、伊-トリエステ、オフショアセンター、ポルトガル-マディラ・フリーゾーン、スペイン-カナリア諸島特別ゾーン等)の分析、(6)EU貯蓄所得課税共存モデル導入の背景、(7)共存モデルの逐条的分析、(8)ユーロ導入と租税政策・税務、(9)レベル・プレイイング・フィールドとしてのEU法人税調和、(10)EUにおける移転価格税制の変化-基本三法から利益分割法及び定式配賦法ヘ-、(11)欧州裁判所ジリー事件判決、(12)欧州裁判所シューマッカー判決、(13)EUフロンティア・ワーカー課税問題、本研究では、この問題を取り上げ分析した。
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