研究課題/領域番号 |
08045042
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 大学協力 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
清水 五郎 日本大学, 理工学部, 教授 (40059423)
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研究分担者 |
中西 三和 日本大学, 理工学部, 助教授 (40147690)
坪山 幸王 日本大学, 理工学部, 教授 (70059632)
安達 洋 日本大学, 理工学部, 教授 (40059928)
LEJANO Bernad A. フィリピン工科大学, 教授
JORILLO Pablo A. フィリピン工科大学, 教授
LEJANO Berna フィリピン工科大学, 教授
JORILLO Pabl フィリピン工科大学, 教授
VERDEJO Benj フィリピン工科大学, 専任講師
MACAM Victor フィリピン工科大学, 助教授
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 火山礫 / ポゾラン物質 / 鉄筋コンクリート造 / 軽量骨材コンクリート / プレファブリケーション / 戸建住宅 / 壁式構造 / 軽量骨材 / プレハブリケーション |
研究概要 |
協力研究の相手校所在地フィリピンにおいて、プレハブによるRC系一般住宅の建設に関し、「コンクリート系複合材料の開発と住宅建設への応用に関する研究」と題する国際共同研究を推進してきた。その概念は、部材の小型化と少品種化を計り、大型施工機械や高度の建設技術を必要とすることなく、比較的低価格で容易に住宅の建造が可能な形態を目指すものであり、かつ、ピナツボ火山礫をコンクリート用軽量骨材として有効利用するほか、プレハブ技術を現地に定着させることを目標とするものっであった。研究期間3年にわたる協力研究の成果を要約すれば、主として次の通りである。 (1)小型部材をボルト接合により構成した単位空間をコアとして、各々を組合わせることによって、各種の住宅空間を形成することが可能であり、その具体的な設計案を提示した. (2)火山礫計量コンクリートは気乾比重1.6〜2.0、圧縮強度15〜30N/mm^2の範囲にあり、構造用コンクリート基材として適用が可能である. (3)基本ブロックによる2タイプの実大部材実験を実施した結果、部分的に改善の余地は残るものの構造的にほぼ実用にき供し得る見通しが得られた. (4)今後の課題として、詳細設計、施工計画、安全性・耐久性の確認、生産形態、価格などの検討が必要となる.
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