研究課題/領域番号 |
08206103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
百瀬 宏 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00055295)
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研究分担者 |
菅原 淳子 二松学舎大学, 国際政治経済学部, 教授 (40196697)
志摩 園子 東京成徳大学, 人文学部, 助教授 (80192607)
大島 美穂 筑波大学, 社会科学系, 講師 (20203771)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 地域協力 / 下位地域 / 環バルト / 環黒海 / バルカン / 北欧 / リ-ジョナリズム / ロシア |
研究概要 |
現在ヨーロッパにおいて進行中の環内海協力として環バレンツ海、環バルト海、環黒海を対象に、他の地域協力との関係とその影響を中心に研究することを目的としている本研究は、他の地域協力との関係や地域概念の再検討を進めていくことで、地域協力の普遍的な意義を考察してきた。このために、本年度の研究会では、多くの研究協力者に報告をお願いした。 6月8日 林忠行「チェコ共和国における政党政治と外交政策」 11月30日 小川雄平「地方間掲示交流の進展と東アジア地中海経済圏の形成」 12月14日 小倉充夫「南部アフリカの地域協力」 3月11日 今泉裕美子「矢内原忠雄の国際関係研究と植民政策研究」 上記のような他地域の研究発表によって、他の地域協力との関係だけでなく環内海研究の比較研究の考察の視点も本研究分担者の実証研究にとって有益であった。すでに報告してあるように、昨年度、大きな研究成果として研究分担者、、及び協力者によって2冊の図書が発行されているため、本年度は最終年度のまとめの年に向けて研究分担者が概念の整理や独自性を考察する年度となった。先に述べた図書は、研究分担者や協力者による実証研究であったが、本研究グループは、それを踏まえた上で、下位地域における地域協力がいかに考察できるかという理論化の作業に次年度に向けて取り組んでいる。
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