研究課題/領域番号 |
08207114
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪樟蔭女子大学 |
研究代表者 |
田原 広史 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 助教授 (30207211)
|
研究分担者 |
板橋 秀一 筑波大学, 電子情報工学系, 教授 (70151454)
杉藤 美代子 大阪樟蔭女子大学, 名誉教授 (10082455)
江川 清 国立国語研究所, 情報資料研究部, 部長 (30000425)
|
研究期間 (年度) |
1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 方言音声 / 日本主要都市 / データベース / 検索ツール / 音声学 / 言語学 / インターネット / CD-ROM |
研究概要 |
この研究は、(1)データベース作成、(2)ツール開発、(3)流通化、の三つの柱からなっている。(1)に関しては、この4年にわたっておこなってきた方言単語読み上げ音声データの編集をさらに進め、10地点(200名)中、8地点(160名)が完了した。その音声データの一部を2種類のCD-ROM音声データベースとして刊行した。(2)については、今年度かなりの進展をみた。マッキントッシュ用ハイパーカードを用いて、検索ツールのおおまかな部分が完成し、実用できる段階に到達した。この成果に関して、第9回西日本国語国文学データベース研究会において「ハイパーカードを用いた音声データベース検索」と題し、口頭発表及びデモンストレーションをおこなった。また、3月末に予定されている言語処理学会第3回年次大会においても「日本語方言音声データベースの作成と検索システムの開発」と題し、口頭発表の予定である。(3)については、引き続きモニター利用による調査研究を継続中であり、約150名のモニターに対するデータベースの配布と評価のアンケート実施をおこなった。その他に、雑誌「人文学と情報処理第12号特集音声データベース」で、本研究の概要について述べた。
|