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視点に依存した属性はけ機構を持つ木簡研究支援データベースシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08207116
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関姫路獨協大学

研究代表者

森下 淳也  姫路獨協大学, 外国語学部, 助教授 (20182230)

研究分担者 大月 一弘  神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (10185324)
大庭 脩  関西大学, 文学部, 教授 (50067451)
上島 紳一  関西大学, 総合情報学部, 教授 (10184920)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード歴史資料 / 木簡 / 科学技術データベース / 半構造化データ / オブジェクト指向データベース / 段階的構造化 / オブジェクトビュー
研究概要

最近、文献情報データ、地球環境情報データ、ヒトゲノムデータなどを対象とした科学技術データベースが注目されている。
通常、これらのデータは、計算機への格納時には完全なデータベーススキーマが確定できず、言わば半構造化された状態のままデータベース化されている。これらの特徴は、申請者らが木簡研究支援の目的で構築してきた歴史資料復元研究支援システムの対象とするデータにおいて特に著しい。つまり、資料そのものが殆ど未整理な状態であり、不完全な情報を多く含む。
また、資料の整理方法や利用法も研究者の研究目的によって異なるため、データベース化にあたっては予めデータを構造化できない。
申請者らは、これらの半構造化データに対する代表的な次の操作、(1)データの意味のある単位の発見的な認識、(2)オブジェクトの同定、(3)オブジェクトへの属性情報の追加・変更、などを実装した研究支援システムを実験的に構築した。
これらにおいて、半構造化データに対しては利用者の視点に依存したオブジェクトの扱いが重要性のあることを認識し、利用者の様々な意図自体をデータベースに収容し、これらの操作を効果的に行うデータモデルとして視点付きオブジェクトの概念と枠組みを提案してきた。
本年度はlispシステムによるプロトタイプを構築し、様々な検討を行ってきた。そして視点付きオブジェクトの拡張として、階層構造グラフを考案し、検討を重ねている。その経過として、段階的構造化手法に関する検討は情報研報に、属性に取り扱いとオブジェクトビューについては信学技報にそれぞれ発表を行った。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 森下淳也: "階層構造グラフを用いた半構造化データの段階的構造化手法に関する検討" 情処研報. 97・7. 9-16 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 森下淳也: "階層構造グラフにおける属性の取り扱い方に関する検討" 信学技報. 96・469. 31-36 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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