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香道伝書の構造と編年の数量的分析の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08207204
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関埼玉大学

研究代表者

矢野 環  埼玉大学, 理学部, 教授 (10111410)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード香道 / 数量的分析 / 君台観左右帳記 / 数量化4類 / 順位相関 / 茶道
研究概要

1.香道伝書の編年の基準とすべき確実は伝書を決定するため,従来知られているものを含めてその検討を行い,信頼できる伝書を選び出した.それは「香道の古伝書」(儀礼文化23号.平成8年)として発表した.
2.香道・茶道・花道の基本伝書とされる「君台観左右帳記」は,その重要性にもかかわらず成立に関する議論があまり行なわれていない.このためまずこの研究を行うこととして,諸本の整理を行った.その結果,新発見の重要写本が多く出現し,特に天文5年生本という最古写本が出現した.これは「国華」に発表予定である。
3.「君台観左右帳記」の画人録の部分を統計分析した。それは,写本間の対称差人数を数量化4類で処理したもの,共通部分順位相関を同様に処理したもの,それを総合する新しく定義した“欠損値のある場合の順位相関"を用いたものからなる。写本の時代的推移がよく表現されることがわかった.これは平成9年3月11日のシンポジューム「人文学における数量的分析(2)」において発表した.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 矢野環: "香道の方伝書-『習見聴諺集』所収 伝書など-" 儀礼文化. 23. 53-61 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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