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日本語教育用辞書の用例の適切性に関する数量的解析

研究課題

研究課題/領域番号 08207239
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関国立教育研究所

研究代表者

坂谷内 勝  国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 主任研究官 (70187053)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード日本語教育 / 用例分析
研究概要

本研究では,まず,日本語教育用辞書の用例を数量的に解析し,適切な用例の特徴を明らかにし,次に,用例のない単語に用例を付ける試みを行った。
具体的には,日本語教育用として利用されている「基礎日本語学習辞典(国際交流基金編 凡人社)」の中に掲載されている用例(6427個)を分析した。この辞典は,見出し語全体に対する用例付きの見出し語の割合(これを用例充足率と呼ぶ。)が,90%を越えており,非常に高い値である。また,この辞典では,1つの見出し語に対して,平均2個以上の用例がある。この辞典の用例全体の単語数(句読点等の記号も1つの単語として数える。)は,約6万5千個で,1つの用例は平均10単語(最小2,最大48)である。また,用例全体の異なり単語数(語彙数)は,約6千個である。用例の文字数は,平均20文字で,文字の種類については,(1)ひらがな,(2)漢字,(3)記号等,(4)カタカナ,(5)数字の順である。
次に,この辞典の中に用例のない単語が210語あり,これらの単語に用例を付ける試みを行った。その結果,既存の用例を他の単語の用例として再利用する方法では,約40%の単語に用例が付いた。そして,教材テキストデータベース(新書等の本49冊の中の文(約10万弱)から,用例を探す方法では,98%の単語に用例候補が見つかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 坂谷内勝: "日本語教育用辞書の用例の適切性について" 日本科学教育学会 年会論文集. 20. 107-108 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 坂谷内勝: "日本語教育用辞書の用例の分析" 情報処理学会研究報告. 97. 13-18 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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