研究課題/領域番号 |
08209106
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
高山 憲之 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30102940)
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研究分担者 |
吉田 浩 明海大学, 経済学部, 専任講師 (60275823)
小川 浩 関西学園大学, 経済学部, 助教授 (00245135)
麻生 良文 新潟大学, 経済学部, 助教授 (70212511)
宇野 富美子 東洋英和女学院大学, 社会科学部, 助教授 (20017669)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 人口高齢化 / 家計行動 / ミクロデータ / 貯蓄行動 / 高齢者の労働供給 / 年金 / リスクプーリング / 世代会計 |
研究概要 |
本研究は少子・高齢化が進行している日本の家計行動に焦点をあてる。ミクロデータを使用しながら特に(1)高齢者の消費・貯蓄行動、(2)世帯のリスクプーリング機能、(3)高齢者の就業行動、(4)日本の世代会計、の4つについて解明を試みた。利用したミクロデータは「全国消費実態調査」(平成元年分)および「国民生活基礎調査」である。暫定的な研究結果は次のとうり。 1)家計資産全体の58%は相続によるものである。 2)遺産として残される資産額は1億円を超えている。 3)家計や政府はそれなりのリスクプーリング機能をはたしている。 4)高齢男性の労働力率は年金だけでなく世帯類型にも左右される。 5)日本の将来世代は現代世代のほぼ2倍のNet-Taxを支払うことになる(現行の各種給付制度が不変の場合)。
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