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資本ストック推計のミクロ・データ調査の設計

研究課題

研究課題/領域番号 08209206
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

黒田 昌裕  慶應義塾大学, 商学部, 教授 (50051636)

研究分担者 野村 浩二  慶應義塾大学, 産業研究所, 助手 (40286654)
研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード国富統計 / 産業連関表 / 固定資本マトリックス / 社会資本
研究概要

この研究は、我が国において将来実施されると予想される本格的な国富調査にむけて、資本ストック推計に関する調査設計の枠組みを検討することを目的としている。われわれの研究は、ストック統計とフロー統計との接点を国民経済計算と産業連関統計とに求めて体系化を図ろうと考えてきた。われわれの研究目的を考えたとき、次の3段階に目標を分けて考えることができる。研究の目標の第一段階は、これまでの研究成果を整理し、そこで残した未解決の問題を再整理し、既存統計の公表資料による推計の制度を向上させることにおく。各種個別統計の調査設計に遡って、ミクロ情報の利用可能性とその限界を明らかにすること。第2段階は、各種統計のミクロ統計に遡って、情報の収集を行い、第一段階で検討した未解決の課題への解決の方向を見出すこと、さらに個別統計の調査の総合化のための整合的な調査設計への指針をえることを目的とする。第3段階は、将来の国富調査の設計を試み、個別統計による分散型接近による可能性と限界を明らかにしていくこととなる。この第一段階および第2段階に関して以下の成果をあげることができたと考えている。
1)産業別、民間、公的企業別の名目、実質投資系列(1955年〜1992年)の推計。
2)産業別、民間企業形態別、資産形態別資産額の時系列推計に関して、恒久棚卸し法による資産別経済的償却率の推計。ダブルベンチとしての昭和30年および45年国富調査の資産額の推計の概念調整とその調査設計の検討。3)産業別、政府企業の産業別資本ストック額の推計。4)社会資本投資およびストック系列の推計。5)産業連関表における固定資本マトリックスの推計。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 黒田昌裕・新保一成 野村浩二・小林信行: "KEOデータベース産出および資本・労働投入の測定" 慶應義塾大学産業研究所, 376 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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