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可積分系の幾何学とWeb幾何学

研究課題

研究課題/領域番号 08211202
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関北海道大学

研究代表者

中居 功  北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (90207704)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードWeb / 可積分系 / 一階偏微分方程式 / Bott コネクション / Chern コネクション / Blaschke
研究概要

Webの微分幾何学は葉層構造の重ね合せにたいしてアフィン接続を定義し、それと幾何構造との対応を調べるものである。しかし一般に自然なアフィン接続が唯一定義されることはなく、いくつかのアフィン接続が同時に定義される。代表者は論文1の中でそれらが全て一致するものを葉層が余次元1の場合に決定した。これはPoincare, Reidemeister, Mayerhoferらの古典的結果を一般化するものである。また代表者は一般にそれらの平均曲率形式が1930年代にBlas chkeにより定義されたものに一致することを示した。このことはある種の可化積分系の幾何学に応用される。ホロノミックな\R∧{n}\上の一階偏微分方程式はその上の射影余接空間のn次元部分多様体によりあえられ、その上で微分方程式は接触形式により与えられる。ここにWeb幾何学を応用することで多様体上のBott接続はChern-Goldberg接続と呼ばれる多様体のアフィン接続に拡張する。その接続形式を低空間\R∧n\に射影して平均したものがBlaschkeの曲率形式を与える。この曲率形式はある場合に微分方程式のモジュライ空間と1対1に対応していることがわかった。これらのことはUniversite Paul Sabatier, Toulouseで1996年12月2--6日に行われたWeb幾何学のシンポシウムJournees sur les tissusで発表され、それのレクチャーノートとして出版のために準備中です。また論文[2]では実解析的境界を持つ複素平面領域の分類の境界における局所問題を複素力学系の手法で解決した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 仲居功: "The classification of cvrvilinear angles in the complex plane and the groups of ± holomorphic diffeomorphisms" Annals Math. Tooloose. in press. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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