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d-f金属イオンを含む多元金属錯体の合成と性質

研究課題

研究課題/領域番号 08220222
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

福田 豊  お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (30021950)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードランタニド錯体 / 多元錯体 / 混合配位子錯体 / 多核錯体
研究概要

今まで我々の研究室で新しく合成した系-鉄とランタニドを含む4核錯体-をさらに発展させるべく多数のランタニドイオンを用いて良好な多核錯体を合成する試みを行ったが、現在はまだ、単結晶を得る所までいたっていない。
ランタニドイオンを含む多元系錯体の合成については、かなり進展している。ランタニドLn(NO3)2の硝酸塩とトリピリジン(terpy)とアセチルアセトナト(acac)(あるいはヘキサフルオロアセチルアセトナト,hfac)を含む四元系錯体を10数種単結晶として得られ、それらのほとんどを構造解析をした。その中でわかった興味ある結果は、以下の様である。
(1)acac系の場合、必ず、その組成は[Ln(terpy)(acac)(NO3)2]となる。構造は、terpyとacacが同一平面で歪んだ5角形平面を作り、その上下に硝酸イオンが配位している。
(2)hfac系の場合、必ず、その組成は[Ln(terpy)(hfac)2(NO3)]となる。構造は、terpyとhfacが同一平面で歪んだ5角形平面を作り、その上下にhfacと硝酸イオンが配位している。
この結果については現在論文に作成中であり、きたる5月に開かれる希土類学会で発表予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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