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クラスター内エネルギー移動の理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08230229
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関岡崎国立共同研究機構

研究代表者

青柳 睦  岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助教授 (00260026)

研究分担者 高見 利也  岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (10270472)
南部 伸孝  岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (00249955)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードマイクロクラスター / エネルギー移動 / 分子内異性化反応 / CaNC / OCS / ポテンシャルエネルギー曲面
研究概要

本研究は、数個から数十個の原子から構成されるマイクロクラスターを対象に、クラスター内部におけるエネルギー移動のダイナミックスを理論的に解析することを目的とする。特に運動自由度の数及び運動自由度の性質(熱浴的か反応座標的かなど)とエネルギー移動との関係に着目して、移動の時間スケールと空間スケールを決めている物理化学的な要因を探求すること、そしてこれらをクラスター内における構成粒子間の相互作用ポテンシャル(そしてポテンシャルエネルギー曲面のトポグラフィー)や構成粒子の質量分布、力学的対称性等の性質と結びつけることに研究の重点を置く。また小規模クラスターにおいては、エネルギー移動過程における量子力学的効果についても考察する。平成8年度は、(1)C_<60>-のJahn-Teller効果による構造歪みについて電子状態計算を行った他、(2)CaNC/CaCNの分子内異性化反応のポテンシャル面とダイナミックス、(3)OCS分子の光解離反応のポテンシャル面と解離ダイナミックスを、本研究で新たに開発を行った3自由度波束動力学計算プログラムにより解析した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Nanbu,S.Minamino and M.Aoyagi: "Theoretical Study of the Potential Energy Surface and Dynamics of CaNC/CaCN," J.Chem.Phys.5月号. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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