• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

担持複合金属触媒における高次構造の制御と機能の複合化

研究課題

研究課題/領域番号 08232214
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関埼玉大学

研究代表者

三浦 弘  埼玉大学, 工学部, 教授 (60092574)

研究分担者 野口 文雄  埼玉大学, 工学部, 講師 (40008842)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワードCVD / 薄膜 / 銅ジピバロイルメタナト / パラジウム / バイメタリック触媒 / ブタジエン / 部分水素化
研究概要

CVDによる薄膜調製は重要技術である。従来のCVD法は、高温・高真空・光やプラズマなど高エネルギーを要するプロセスである。本研究では、基板の触媒作用を利用して金属錯体を接触分解することで、200℃以下の低温で金属薄膜を調製し、さらに担持パイメタリック触媒の調製に応用した。金属前駆体として銅ジビパロイルメタナト錯体を用い、水素気流中で種々の基板上に金属銅の薄膜を調製した。水素化触媒として活性の高いパラジウムやニッケル上では膜成長速度が高く、銅やコバルト上では遅かった。表面を硫黄化合物で被毒し、触媒活性をなくした場合は成長速度が遅かった。またアルミナ基板の一部をpd膜で被覆した場合、Pd部分に選択的に析出した。このような選択析出を、担持バイメタリック触媒の調製に応用した。アルミナ担持Pd触媒のPd粒子表面に選択的に銅を析出させアルミナ担持Pd-Cuバイメタリック触媒を調製した吸着COの赤外スペクトル測定より、Pd上にCuが析出したことを確認した。またブタジエンの水素化反応でも、銅の添加効果が確認された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 三浦弘: "炭化水素の脱水素反応-触媒の構造と機能" 触媒. 38(7). 572-579 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Hiroshi Miura: "Preparation of Supported Bimetallic Catalysts by Means of Selective Deposition using Mobile Compounds as Precursors" Catalysis Today. 28(2). 215-221 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 三浦弘: "担持バイメタリック触媒の調製と選択反応" ペトロテック. 19(5). 24-28 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi